tebasakiuziyasuのブログ

主の趣味垂れ流し

「枕草子」 今風現代語訳③ 思わむ子を


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みなさんこんちゃす!

てばさきです(^ω^)

最近甘味が足りてないのか、

甘いものを街中で見かけると、

体が強く反応をします。

定期的に甘いものを食べないとなぁ…。

 

今日は15回目、5の倍数ということで、

古典訳投稿です。

枕草子 第七段 「思わむ子を」です(^ω^)

早速開始(`・ω・´)

 

可愛く思う子を 

 

彡(゚)(゚)「可愛いと思ってる子供をお坊さんにするのは可愛そうやで。世間ではお坊さんをつまらないものとか思うてるらしいから

なおさらや。」

彡(;)(;)「お坊さんは食べ物も粗末やし、寝る時間も少ないし、若いお坊さんに関していえば、気が惹かれるものもあるし、

若い女の子がいたらチュッチュッしたいやろうに、女の部屋覗きたいやろうし…そうしているところを見られたら周りの奴らは とても非難するんやで。」

彡()()「しかも、お坊さんより修験者のほうが、辛いらしいで。居眠りするだけで怒られる。(ヒェッ…)」

彡(゚)(゚)「まぁ、これは昔の話のようで、今(西暦1000年頃)はそうでもないらしいがな。」

 

終わりです。

今回は非常簡単な文章でした。

清少納言が生きた時代よりも前の お坊さんや修験者を清少納言自身が同情しながら物語っています。これは裏を返せば、

昔は厳しかったのに、今はとてもユルユルで、お坊さん修験者さん どうしたの?という、皮肉を込めた文章でもあります。

清少納言はとても、鋭い感性を持っているので、直接、皮肉るのではなく遠回しに皮肉るところがとても「をかし」(趣がある)なのでは無いのでしょうか(^ω^)

明日は 「応仁の乱」の続きです。

 

それでは次の投稿で会いましょう!

ではヾ(ω` )/